空腹、感じてますか?マヒしちゃっていませんか??
体に良いからとアレもコレも沢山食べていませんか?
今日はとっておきの今すぐできる食養生をご紹介。
実は消化ってものすごくエネルギーを使います。
消化機能が弱い方だと食後に眠くなってしまうこともありますよね。
この現象は現代医学的には、食べ物を消化するために胃の血流量が増え、その代わりに脳の血流量が減り、酸素が足りなくなるために眠くなってしまう。と考えられます。
漢方では胃腸などの消化機能を「脾(ひ)」という概念で考え、「脾は嗜眠(しみん)を司る」とも言います。
食後に眠くなるということは、何らかの原因で元々の「脾≒消化機能」が少しくたびれてしまっているために起こると考えます。
このような脾≒消化機能が少しくたびれてしまっている状態を「脾虚(ひきょ)」と言い、朝鮮人参などの配合される漢方薬を使い補っていくことが多いです。
このように、食後に眠くなる方の中で体質的に脾虚が起きている方は漢方薬を飲んでいただき回復を目指す訳です。
しかし最近、脾虚とは異なり、消化機能は正常なのに食べ過ぎてしまったために胃腸の消化機能がオーバーヒートしてしまい症状を起こしている方が多く見受けられます。
そういう方にオススメの今すぐできる食養生が「空腹を楽しむ」ということです。
最近はファスティングなどとも言い、若い女性を中心に「断食」が流行っておりますね。
特に下記に当てはまる方は黄色信号です。
今すぐ空腹健康法を実践しましょうね。
・デスクワークなどであまり体を動かしていない方
・ストレスを食べることで発散してしまっている方
・体に良いからとアレもコレも沢山食べている方
満腹の不快感、空腹の幸せ感
紫雲のオススメは、あまり難しく考えないシンプルな方法です。
まず、お腹が減ってないのに食べるのはやめましょう。
空腹を感じて、初めて食べる準備=体が消化吸収をする準備が整います。
ついつい間食をしてしまう方は要注意。
手の届く所にお菓子などを置いておかないようにするのも効果的ですね。
空腹を感じたらもうワンクッション、空腹感を思いっきり楽しみましょう。
空腹の時間=胃腸も休んでいる時間です。
休むことにより、きっと普段頑張っている胃腸も喜んでいると思います。
毎日頑張っている大切な体ですものね。少しいたわってあげましょう。
さらに空腹にはプラスαの良いこともあります。
頭が冴えるんです。感覚が研ぎ澄まされ、集中力が増すんですね。
おもいっきり集中したい時は空腹の時が一番ですよ。
さあ、ここまで来たらいよいよ食事です。
でもまだ焦らずに。
食べ方もとっても大切なんですよ。
よーく噛んで、腹七分。
あまりにお腹が減りすぎていると、ついつい良く噛まずに早食いをしてしまう方もいますよね。
(実は僕もです…。)
早食いは満腹を感じるのが遅れてしまうので、食べ過ぎの原因となってしまいます。
味わいながら、何回もよ〜く噛んで食べましょう。よく噛むと唾液がたくさん出ます。
唾液には消化酵素がたっぷり入ってますので、それだけ消化が楽になります。
また、唾液には殺菌力もありますので、この時期の食中毒予防にも良いですね。
逆に言うと、たくさん噛む必要のあるお食事がオススメです。
ついつい舌触りの良い、やわらかいお食事ばかりになってしまってませんか?
最近は大学生へのアンケートで「固い食事といえば?」に「豆腐!」と答える方もいるみたいです。
恐ろしいですね…。
さて、次のステップ。
食事の量も満腹まで食べずに、腹七分がオススメです。
食べ終わってすぐにでも運動できるくらいの感覚が良いのかもしれません。
満腹になってしまうと、それだけ消化にエネルギーや時間を使うことになります。
特に不快な症状があったりして、体の回復にエネルギーを使う必要がある時はなるべく少食が良いですね。
どうですか?
今日から実践できそうですか??
最初はゆっくりで良いですよ。
もちろん、我慢のしすぎも良くありません。
何事もほどほどが一番ですね。
ほどほど感は、体の声を聞いてあげるのが一番。
頭で考える前に体の声を聞いてあげましょうね。
このように空腹は体に良いことがいっぱい!
健康への近道です。
大大大大オススメです!!
また、空腹は一番のスパイスなどとも言いますね。
おもいっきり空腹を楽しんだ後のお食事はとっても美味しいはずです。
さらに幸せ感がUPですね。
早速、今日から実践!!
楽しんでやっていきましょう〜。
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