薬草見学の旅03

3日目は福井県で黄連(オウレン)の自生している様子を見に行きました。

漢方生薬というのはその形や生育状況により働きが分けられます。というよりも、形や生育状況が働きを生み出します。

日陰や水辺で育つ植物は水分代謝に働きかけ(水は陰なり)、日当たりの良い土地で育つ植物は血に働きかけます。(血は陽なり)


今回、見学した黄連は写真のようにブナの原生林の木漏れ陽の中で育っていました。
地面に一面生えているのが黄連です。

黄連は血剤です。
黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)という高血圧の時に使う漢方薬にも配合されています。
しかし、強い働きだけでなく太陰病位と言う少し体が虚しているような状態の時にも服用することが出来る、非常に優れた生薬なのです。

生育状況を見ればどうやって使い分けるかが一目で分かりますね。

漢方生薬は植物です。
机上の勉強も大切ですが、実際に目で見て、鼻で香りを嗅ぎ、手で触り、舌で味わう。
非常に大切なことですね。改めて実感いたしました。


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