減薬は一筋縄ではいかないことも…

自律神経のバランスを崩している方から相談を受けております。

いくつかの症状をお持ちで、胃のむかつき・ふらつき・ザワザワ感・パニック障害による不安感などです。

仕事のストレスを受けながらの治療になり、時間はかかってしまっているのですが、症状はほとんど出なくなりました。

あとは病院の化学薬品を卒業できれば漢方薬も卒業できそうです。

しかし、医師の指導の元ととはいえ化学薬品の卒業は一筋縄ではいかないこともあります。

医師の指示通りに減らしていき症状がぶり返さなければ次のステップへ。

もしもぶり返してしまえば元どおりの量に戻す。ということが多いです。

当初の量からは減っているのものの、まだゼロというわけにはいきません。

最後の1種類が中々思うように減らせず、一進一退が続いておりました。

患者さんご自身も、たくさん飲んでいたクスリが1種類になったから、と少し諦めるようなお言葉も口を出ます。

しかし、本心を聞いてみるとやはりおクスリはゼロにしたいとのこと。

諦めるようなことを言わせてしまった私の未熟さに情けなくなります。

なんとか減薬できる方法を探さなくてはいけません。


再度、詳しく体質を分析してみると…


前回、少し見方を変え様々な角度から体質をCheckし直しました。

すると、体や心を緩めるとされる甘味の漢方薬が合う反応があります。

この反応がある方は普段は激しい症状はないのですが、発作時に激しい症状が起こることが経験的に分かっております。

・アトピーで血が出るほどに掻きむしってしまう症状

・吐いてしまうほど、吐いてもさらに生米さえも食べてしまうほどの過食症

・緊張すると震えてしまい、もう片方の手で止めようとしても止まらないほどの本態性振戦

昔の書物によると、笑いが止まらなくなってしまった症状にも使うという記述もあります。

また、よくアクビが出てしまうのもこの反応がある方に多いです。

この方にはお伺いしても激しい症状はなかったのです。

しかし、化学薬品を減らすことをカラダが激しく拒んでいる、とも考えられます。

事情をお話しし、漢方薬を1種類追加することにしました。

そして1ヶ月後。。

今月はお薬を減らしても症状は強くならなかったようです!

時々起こっていた胸のざわつきや胃部の不快感も上向いているようです。

本当に安心しました^_^

たった1種類の違いで効き目が変わるのが漢方薬の良いところであり、怖いところでもあります。

今回の経験をもとに少しでも減薬できる方が増えるよう精進して参ります。

みんなで元氣になりましょうね!

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