夏の生活習慣をCheck!

みなさま調子はいかがですか?

最近、ウチの患者さんの中に少し体調をくずす方がいらっしゃいます。

よくよく聞いてみると、「そりゃ体調崩しちゃうよ〜」っていう生活習慣になってしまう方がほとんどです。

そこで今日は簡単に夏の養生法をチェックしましょう。
ひとつでも当てはまったアナタは要注意!ですよー。

・冷たいビールやジュース・アイスを食べている
・湯船に入らずシャワーのみ
・ご飯味噌汁を食べずに麺類やフルーツのみ
・エアコンを使い、汗もかかない程にまで部屋を冷やしている
・寝ている間も扇風機などで風を浴びている
・ついつい夜更かし、朝も寝坊氣味

どうですか?
ひとつくらいは当てはまる方がほとんどなんじゃないでしょうか?

夏は適度に汗をかき、体内に陽氣を溜め込まないことが大切です。
かと言って、冷やしすぎることももちろんいけません。

ほどほどが一番ですね!

今日からひとつずつ、出来る範囲のことから始めて行きましょー。

僕は今日は数日ぶりに湯船に浸かることにします(^_^)

充電完了!

やっぱり富士山のふもとは良い「氣」であふれてますね。

満天の星空の中での氣功はとても氣持ちが良かったです。

思いっきり充電して、今週は絶好調でした。

「暑い〜(>_<)」「忙しい〜(T_T)」ばかりだと、空を見上げる余裕も無くなってしまいますよね。 たまには空を見上げてみましょう。 今の時期は夜空がオススメです(^_^)

薬草見学の旅03

3日目は福井県で黄連(オウレン)の自生している様子を見に行きました。

漢方生薬というのはその形や生育状況により働きが分けられます。というよりも、形や生育状況が働きを生み出します。

日陰や水辺で育つ植物は水分代謝に働きかけ(水は陰なり)、日当たりの良い土地で育つ植物は血に働きかけます。(血は陽なり)

今回、見学した黄連は写真のようにブナの原生林の木漏れ陽の中で育っていました。
地面に一面生えているのが黄連です。

黄連は血剤です。
黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)という高血圧の時に使う漢方薬にも配合されています。
しかし、強い働きだけでなく太陰病位と言う少し体が虚しているような状態の時にも服用することが出来る、非常に優れた生薬なのです。

生育状況を見ればどうやって使い分けるかが一目で分かりますね。

漢方生薬は植物です。
机上の勉強も大切ですが、実際に目で見て、鼻で香りを嗅ぎ、手で触り、舌で味わう。
非常に大切なことですね。改めて実感いたしました。

薬草見学の旅02

2日目は伊吹山へ登山です。
伊吹山は日本百名山の一つで標高は1300m。古くから薬草の山として知られ自生する植物1300種のうち、およそ280種が薬用植物です。
なかでも一番有名なのはオオヨモギを原料とする伊吹もぐさですね。麓の街にはせんねん灸の会社もありました。

今回は漢方メーカーの方にガイドしていただきました。
松浦漢方の加藤さん、どうもありがとうございました!

これが登山口です。一緒に登る仲間もまだ余裕の表情です。

3合目までが急斜面で一番大変との前情報通りで結構大変です。
すでにバテている仲間もチラホラ。日頃の運動不足がこたえてますね。

でもやっぱり登山は氣持ちが良いです。

麓には「牛膝」(ごしつ)が自生してました。イノコズチです。
茎にある節が牛のヒザのようなのでその名前が付いたそうです。
有名どころだと「牛車腎気丸」(ごしゃじんきがん)に配合されています。

そうそう、ココで加藤さんからこぼれ話が。
狂牛病が問題になった時にとある薬局さんからクレームがあったそうです。
「牛のヒザが漢方薬に入っているが問題ないのか?」と…。世にも恐ろしい話ですね、ちゃんと勉強しましょう…。

植物の看板です。加藤さん曰く、2週間毎に咲く花が変わるので来る度に発見があり、とっても面白いそうです。
加藤さんは月に2−3回は山に入るそうですよ。

3合目ではユウスゲが咲いてましたが、満開の時期とは少しズレるそうです。

この写真でも曇っていますがその後、事件が…。

山の天気は変わりやすい。急に土砂降りです。
雨具を羽織り、5合目くらいからはひたすら頂上を目指し黙々と登山をすることに。写真も全く撮れませんでした。
頂上に着いた時には寒さで体が震え、手もかじかんでいました。寒かったぁ〜。

その後、天候は変わり快晴へ。気持ちのよい天気になりました。頂上をしばらく散策へ。



頂上からは琵琶湖が見えます。この写真だと見えづらいですが本当に大きいですね。滋賀県の半分くらいはあるんじゃないかな。

升麻(しょうま)。升提作用と言い、下がっているものを上に持ち上げる作用があります。柴胡、人参などと組み合わされ、病院でもよく処方される補中益気湯(ほちゅうえっきとう)に配合されます。

独活(どっかつ)。シシウドです。当帰と同じセリ科で花も似てます。日本産のウドと区別して唐独活とも言います。ウドの側根は羗活(きょうかつ)と言い効能効果も少し異なります。



当帰(とうき)。自生の当帰です。婦人科の妙薬ですね。こちらも病院でよく処方される当帰芍薬散に配合されています。

天南星(てんなんしょう)。マムシグサです。

麓の駐車場では薬草の山にちなんだ「薬草ソフトクリーム」が売っていました。人氣だそうです。
僕はもちろん、オーソドックスなミルクソフトを食べました(^_^)(だって明らかに美味しくなさそうだったので…。)

3日目、黄連の自生地へと続きます。

薬草見学の旅01

先日の連休を利用して、漢方生薬の見学に行ってきました。
初日は京都薬科大学の薬草園へ。

この薬草園では薬理作用のある生薬の他に、染料として使われる生薬や貴重な生薬も栽培していました。
パンフレットによると、「薬用植物をできるだけ自然に近い状態で栽培することを基本姿勢としており、その保有植物は1,200種に達する西日本でも有数の規模をもっています。」とあります。

期待できますね。

まずは、講義室に通していただき薬草園の概要をお伺いいたしました。

その時にいただいたパンフレットと名札です。
タラ葉に、枝で作ったペンで傷をつけ文字を書きます。インドでは紙が高価だった時代に多羅樹の葉に仏教の経典を書いていたそうです。
日本でも、この多羅樹に似た葉っぱをタラ葉と名付け、同じようにお経文を書いていたそうです。
平成9年に「郵便の木」としても指定され、中央郵便局の正面にも植わっているそうです。
切手を貼ればハガキとして送ることができるそうですよ。

素敵ですね。

一昔前にブームになった苦丁茶もこの葉の仲間ですね。

大黄。瀉下作用、清熱作用があり、下剤として有名です。

甘草。先日、記事にしましたね。

生に見えるこの2つの生薬は、特別な技術を用いて腐らないように処理してあるそうです。すごい!

いざ外へ。外は、温室、自然、栽培と分かれています。

釣藤鈎。こちらも先日、記事にしましたね。カギ形をしており、こだわり過ぎたりしてしまう引っかかりやすい人に良いと書きましたが、生育状況を見て驚きました。
植物自体も隣の木にからみついております。
本当に植物って面白いですね。

杜仲。杜仲茶の杜仲です。樹皮もそうですが葉も折ると糸をひくほど粘り気があり、お年寄りなどの乾燥に用いられます。

蓮。有名な蓮ですが、東南アジアでは茎の粘質から糸を作るそうです。仏像のショールとして使われるとか。
画像のように手作業で糸を編んでいくそうです。氣の遠くなるような作業ですね。

その後、温室へ。

沈香。香木の沈香です。熱帯の植物ですので温室でも栽培は難しいそうです。大きくならず樹脂も取れないので、沈香自体はつくれないそうです。

バニラ。薬用ではありませんが有名なバニラです。この実を乾燥させるとあの香りになります。

他に、桂皮(シナモン)などが栽培しておりました。

さて、畑へ。

黄芩。一緒に行った僕の師匠は感動していました。生薬としては青みがかった黄色が良いとされているのですが、この花の色がまさにその色だそうです。

当帰。一昨年に行った北海道では大量の栽培を見学させていただきました。
翌日に行った伊吹山では自生しておりました。婦人薬の妙薬です。

その他にも様々な生薬が栽培されておりました。

最後に室内で実際に植物で染めたストールを見せて頂きました。

素敵ですね。

この後、2日目、3日目へと続きます。

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