副鼻腔炎(蓄膿)もアトピーも同じ体質です!?
アトピー性皮膚炎と副鼻腔炎でお悩みの方から相談を受けております。
西洋医学的に全く違うこの病気。
ひとつの漢方薬で両方とも改善しておりますのでご紹介いたしますね。
ちなみに西洋医学での治療法もご紹介いたします。
○副鼻腔炎
抗生物質や消炎剤、点鼻薬、抗アレルギー剤など。ケースによってはステロイドの内服薬
○アトピー性皮膚炎
ステロイドや保湿の塗り薬や抗アレルギー剤、ステロイドの内服薬
両方を一度にやろうとするとたくさんのお薬が必要になってきますね。
それが漢方薬ですと1つのお薬で解決するのです。
医療費の削減にもつながるし良いことずくめですね^_^
表と裏と!?
さて、当店では患者さまの体質を観るときに
・標治(表に出ている体質)
・本治(裏に隠れている本質的な体質)
の両方を見ていきます。
標本治療といい、両方の反応に取り組んでいくのが本来の漢方医学の治療法なのです。
この方も標治はそれぞれ違う体質でした。
アトピー性皮膚炎は、中焦(ちゅうしょう)という、カラダの真ん中あたりに熱がこもってしまい悪さをしてしまう体質。
副鼻腔炎は、表寒(ひょうかん)という、カラダの表面が冷えてしまい悪さをしてしまう体質。
です。
しかし詳しく体質Checkをしていくと本治部は共通する反応があります。
これはひとつの漢方薬で二つの症状に対応できるということを示しております。
本来の標本治療に則り、アトピー性皮膚炎に対するA、副鼻腔炎に対するB、本治部に対するCで取り組むことをご提案しました。
しかし、飲む回数やご予算もあります。
今回は服用方法を組み立て直し、本治部のCのみで取り組むことにしました。
まずは2週間ほど飲んでいただくことに。
なんだか良いようです!?
2週間後。。
少し良いようです。
表の反応に取り組んでないのでスピードは速くはないのですが、着実に変化が表れているようです。
少しでも変化が出てくるとやはり嬉しいですね。
この方はこの後も順調に改善し、予算の関係もあり現在は半分の量で飲んでおります。
ストレスや食事の不摂生で症状が出るときは元どおりの量にしてなんとかしのいでいるようです。
このまま、漢方薬を卒業できると良いですね!
(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)
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