三叉神経痛は漢方医学の得意分野ですよ

先日は東京で漢方の勉強会でした。

今月の大きなテーマは三叉神経痛です。

実は三叉神経痛は漢方医学の得意分野です。

いくつかの改善した症例を検討しながら、実践的な勉強をしてきました。


漢方薬での取り組み方とは


病名で漢方薬を選ぶことはしません。

しかし、三叉神経痛などの痛みの症状のケースですと体質が似てくる傾向があります。

このことは、漢方医学では三叉神経痛に対する取り組み方が確立していることの証左でもありますね。

上焦(じょうしょう)(漢方医学でいう、カラダを3つに分けた時の胸辺りから上の場所)の炎症を抑える薬方を使うことが多いですね。

「3ヶ月で痛みが当初の1/10ほどになった」という症例もあり、あらためて漢方薬のチカラを実感いたしました。

西洋医学では抗てんかん薬のカルバマゼピン(商品名はテグレトール)というお薬を使います。

効果がある方が多いのですが、効果の出ない方にはリリカというお薬や解熱鎮痛剤が使われることもあるようです。

ブロック注射や手術を勧められる方もいるようで、「手術だけはなんとか避けたい!」とご相談に来る方も少なくありません。

再発を繰り返してしまう方なども漢方薬局にお越しになる方が多いです。

漢方薬ので体質改善してしまうと再発しにくくなります。

漢方薬の良いところですね。


ツライ痛みはガマンせずに治しましょう


また、三大痛みと分類されることもあり、帯状疱疹後神経痛や肋間神経痛、尿路結石、心筋梗塞、群発頭痛などと並べられます。

とにかく痛い三叉神経痛です。

少しでもお力になれれば幸いです。

お困りの方はご遠慮なくお申し付けくださいませ。

精一杯サポートさせていただきます。

(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)

2019年11月12日 | Posted in blog | | No Comments » 

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