掌踵膿泡症

掌蹠膿疱症とは、手のひらや足の裏に膿疱が出来る病気です。
症状は水虫と似ておりますが、白癬菌が原因では無く無菌性の疾患です。

西洋医学では様々な治療法が考えられております。
ステロイド軟膏や活性型ビタミンD3軟膏を用いることが多いようですが、紫外線療法や短期間のビタミンA誘導体の内服を行うこともあるようです。
最近ではビオチン療法という治療法を行う医療機関もあるようです。

漢方薬・紫雲では、アトピー性皮膚炎などの他の皮膚の疾患と同様に東洋医学的に病態を捉え治療していきます。

東洋医学的な原因としては、「血熱(解毒証体質)」「血と水の混合タイプ」が中心です。その他のタイプで「食毒(臓毒証体質)」「太陰の瘀血」の方もいます。

治療原則は「医が三分、養生七分」です。
相談の際には食生活についてもお伝えしております。