梅雨時の頭痛はお茶で解決!



みなさま、梅雨時いかがお過ごしでしょうか。

もう湿気には慣れましたか??

夏に向けて楽しんでいる方もいれば、梅雨のだるさにやられちゃってる方もいると思います。

さてさて、そんなジメーっとした梅雨時のオススメ食養生は、、、

「お茶」


です。

「ジメジメしてだるい〜!」「何だか憂鬱〜!」

そんな時は温か〜い緑茶を一杯。
やかんを火にかけ、お湯を沸かし沸騰するまで待ちましょう。
その間に、茶筒から煎茶をひとすくい急須に入れます。
お湯が沸いたら少し冷まし、急須にお湯を注いだら、あとは旨みが抽出されるのをじっと待って、温めておいた湯のみに注げば出来上がり。

じっくり淹れることで氣持ちも落ち着くし、一口飲んだらお茶が体に染み渡りホッとできることでしょう。

紫雲でも相談の皆様にお出ししております。


煎茶って漢方薬にもなります。頭痛に効く川芎茶調散。



お茶は漢方では、味が苦・甘、性質は涼。

胃の消化を助けたり、鎮痛・利尿・止瀉効果があるとされ、頭痛や下痢などに用いられます。

頭痛には、白芷(びゃくし)川芎(せんきゅう)などと配合し、川芎茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)という漢方薬として使われます。

先日来られた女性の片頭痛の方もこの漢方薬を使い、痛みが取れました。

また、細菌性の下痢などに濃く煎じた渋茶を使うこともあるようです。

民間薬やおばあちゃんの智恵としては、煎じた茶を火傷や赤ちゃんのおむつかぶれに塗ったりもしますね。
私の息子の乳児湿疹が出た時にも塗ってました。

口内炎や風邪予防のうがい薬として使うのもオススメですよ。

低気圧の影響で症状が出る方や、むくみやすく水分代謝が悪い方にはとってもオススメです。
この時期は、頭痛やめまい・腰やヒザの痛みの症状が出るなど、体調を崩しやすい方が多いです。

お茶を飲んで体も心も健康になってくださいね。

ではでは、思いっきり楽しんでいきましょう〜。


モートン病の漢方治療、続き

以前にお伝えしたモートン病の患者さん。

「モートン病の漢方治療をしています。」

あれから2ヶ月、途中で2週間ほどお休みしていた期間もありますが、調子は概ね良好でした。

氣功で診ていても氣の流れの回復具合は良いペース。
このまま養生していけば問題ないはずでした…。

先生!悪化してしまいました!!


ところが今日は開口一番、「先生、痛いです!」との事。
お顔もご不安そうでした。

詳しくお話を伺うと、調子も良かったので元々運動が好きなこともありジョギングを再開したそうです。
数km走ったその日は問題なかったのですが、数日後から痛みが出始めました。

楽しみにしていた夏の登山に向けて頑張りすぎてしまったようです。

Mさん!無理は禁物です!!


西洋医学的に原因は色々あるかもしれないですし、他の治療家さんも治し方は色々あるかもしれないですが、僕の見立てではこの方の治る過程で無理は禁物。

しかもまだ漢方薬を飲み始めて3ヶ月弱。
症状が上向いてはきていますが油断は禁物、一番注意しないといけない時期です。

幸い、経絡病という一時的な氣の流れの停滞もありませんでしたので、その後のケアは良かったのでしょう。
ひと安心しました。

ご無理なさらず夏の登山に向けて養生していきましょうね!

生理痛にも効く「甘草(カンゾウ)」

甘草


ハーブティの世界でも「リコリス」としても有名な甘草。
漢方の世界でも、最も数多く、7割近くの薬方に配合される生薬として有名です。

中国の砂漠で天然物の自生している甘草を見たことがあるのですが、感動しました。マニアックですね(笑)

さてこの甘草、身近な所だと甘味料としてたくあんや醤油、味噌、たばこ(!)に使われたり、グリチルリチンという成分を抽出して医薬品として使われたりもしています。

味は名前の通り、甘いです。
その甘味によって、緩める働きや氣を補う働きがあります。

ウチでも半数以上の方の漢方薬に配合されていると思います。
現代の方は、食品添加物やストレスで、体や心の過緊張状態が続いているんでしょうね。

珍しい使い方としては、甘草のみを煎じて生理痛腹痛の痛み止めとして使うこともあります。

痔(ぢ)の場合、煎じた液を患部に直接つけると痛みが一瞬で治まるんです!!(経験済みです…。ぢ主の方は一度お試しあれ。)

ちなみに、内服用の時は「甘草湯(かんぞうとう)」と言いますが、外用の時は「忘憂湯(ぼうゆうとう)」と言います。
「憂いを忘れる」なんてネーミングセンスがありますよね。
確かにあの時は憂いを一瞬で忘れることが出来ました。。。

また、私は経験したことは無いのですが、塗ることによって皮膚がんが治ったという記録もあります。
スゴイですね!

どうですか?
少しは漢方生薬が身近に感じられましたか?
次の生薬も、乞うご期待!

本態性振戦にはやっぱり漢方薬が合います

子宝を授かりたいので病院のお薬を止めたい!


数年前から右腕の震えでお困りの30代女性。
病院での診断は「本態性振戦」
通常時はアルマールというお薬を飲み、震えが強い時は抗てんかん薬を飲むという典型的な病院での治療法です。
このアルマールというお薬は交感神経を遮断するため、高血圧や狭心症、不整脈に用いられます。
この作用を応用して骨格筋に作用させ、震えを止めようという治療法なのです。

はい、、、思いっきりその場しのぎです。。。
まあ、大きな声じゃ言えないですが西洋医学って全体的に「その場しのぎ」です。

あっ、悪いとか良いとかじゃないですよ。
その場しのぎが必要な状況もあると思いますしね。

それにしても今回のケースは「飲んでて血圧が下がり過ぎちゃわないのか?」とか色々と心配ですよね。

すみません。本筋から離れちゃいました(笑)

で、まあ、病院の先生からも「妊娠したら服薬は中止」と言われているらしく、それじゃ他に良い方法がないかとインターネットで色々と探し、ウチを探して下さいました。

世田谷の方なので東京でも色々と探した結果、一番頼りになりそうなウチに決めてくださったそうです。ありがとうございます。

震えにも効く加味逍遙散!?


カウンセリングや氣功でお体の状態を診ていき、この方の震えには加味逍遙散という漢方薬をお選びいたしました。

血の道症や更年期障害によく用いられる漢方薬ですね。
少し漢方を勉強している方ですと、イライラしている少し口うるさい女性に合うイメージがあるかもしれないですが、この方はおっとりとした優しそうな女性でした。

加味逍遙散の他に、氣の発散を促す漢方薬の丸剤を少量お出しして、治療を開始しました。

一ヶ月後、経過は良好。アルマールを止めても順調です!


服用開始から約一ヶ月。
仕事が忙しいとまだ震えが出てしまうようですが、普段はアルマールを飲まなくても震えが起きなくなりました。

いい感じ、順調ですね!

本態性振戦でお悩みの方は、緊張から体に力が入り、上手く抜くことが出来ずに振るえという運動で力のエネルギーを発散している方が多いように感じます。

漢方薬は自然な形でエネルギー発散を促してあげるんでしょうね。

また追って経過をご報告します!!

その他の症例はこちら