薬草見学の旅02

2日目は伊吹山へ登山です。
伊吹山は日本百名山の一つで標高は1300m。古くから薬草の山として知られ自生する植物1300種のうち、およそ280種が薬用植物です。
なかでも一番有名なのはオオヨモギを原料とする伊吹もぐさですね。麓の街にはせんねん灸の会社もありました。

今回は漢方メーカーの方にガイドしていただきました。
松浦漢方の加藤さん、どうもありがとうございました!


これが登山口です。一緒に登る仲間もまだ余裕の表情です。


3合目までが急斜面で一番大変との前情報通りで結構大変です。
すでにバテている仲間もチラホラ。日頃の運動不足がこたえてますね。

でもやっぱり登山は氣持ちが良いです。

麓には「牛膝」(ごしつ)が自生してました。イノコズチです。
茎にある節が牛のヒザのようなのでその名前が付いたそうです。
有名どころだと「牛車腎気丸」(ごしゃじんきがん)に配合されています。

そうそう、ココで加藤さんからこぼれ話が。
狂牛病が問題になった時にとある薬局さんからクレームがあったそうです。
「牛のヒザが漢方薬に入っているが問題ないのか?」と…。世にも恐ろしい話ですね、ちゃんと勉強しましょう…。


植物の看板です。加藤さん曰く、2週間毎に咲く花が変わるので来る度に発見があり、とっても面白いそうです。
加藤さんは月に2−3回は山に入るそうですよ。

3合目ではユウスゲが咲いてましたが、満開の時期とは少しズレるそうです。

この写真でも曇っていますがその後、事件が…。

山の天気は変わりやすい。急に土砂降りです。
雨具を羽織り、5合目くらいからはひたすら頂上を目指し黙々と登山をすることに。写真も全く撮れませんでした。
頂上に着いた時には寒さで体が震え、手もかじかんでいました。寒かったぁ〜。

その後、天候は変わり快晴へ。気持ちのよい天気になりました。頂上をしばらく散策へ。


頂上からは琵琶湖が見えます。この写真だと見えづらいですが本当に大きいですね。滋賀県の半分くらいはあるんじゃないかな。


升麻(しょうま)。升提作用と言い、下がっているものを上に持ち上げる作用があります。柴胡、人参などと組み合わされ、病院でもよく処方される補中益気湯(ほちゅうえっきとう)に配合されます。


独活(どっかつ)。シシウドです。当帰と同じセリ科で花も似てます。日本産のウドと区別して唐独活とも言います。ウドの側根は羗活(きょうかつ)と言い効能効果も少し異なります。


当帰(とうき)。自生の当帰です。婦人科の妙薬ですね。こちらも病院でよく処方される当帰芍薬散に配合されています。


天南星(てんなんしょう)。マムシグサです。



麓の駐車場では薬草の山にちなんだ「薬草ソフトクリーム」が売っていました。人氣だそうです。
僕はもちろん、オーソドックスなミルクソフトを食べました(^_^)(だって明らかに美味しくなさそうだったので…。)

3日目、黄連の自生地へと続きます。

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